川崎シニアサッカークラブ
KSSC
Kawasaki Senior Soccer Club
代表
「サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にする」という言葉があります。
日本ではクラマーの言葉と言われていますが、昔イギリスで言われていたと聞いたことがあります。
その真偽はさておき、シニアサッカーは、「そして、紳士を再び少年にする」と言うべきでしょうか?
川崎シニアサッカークラブは、昔のサッカー少年が、大人になり、紳士になった後、再び少年のようにサッカーを楽しむクラブです。
Over40、50、60のカテゴリーに分かれ、40、50にはチャレンジとエンジョイの2チームがあります。60も今は一つですが、人数が増えてきましたので、近い将来2つできるでしょう。
「チャレンジ」と「エンジョイ」と言っても、「勝利至上主義」と「快楽至上主義」※ではありません。
サッカーをするとは「サッカーを通して競争を楽しむ真剣な遊び」です。どのチームもルールのなかで全力を尽くし、勝利を目指すことには変わりありません。
そのためには少年のような向上心も必要です。「走るスピードは上がらない」と諦めていませんか?「スタミナがなくなった」と嘆いていませんか?
スピードもスタミナも節制とトレーニングによって向上します。何よりThinking Speedと技術はまだまだ向上の余地があるはすです。
向上心を持って、それぞれのレベルに応じたサッカーを楽しみ(Play)ましょう。
また、サッカーは一人ではできません。チームの仲間がいて、相手チームがいて、審判をしてくれる人がいて、グラウンドを手配してくれる人、様々な人の協力でPlayすることができます。
そのような人に対する感謝の気持ちとリスペクトを忘れずに、そして相手チームからリスペクトされるようなチームになりたいと考えています。
※「勝利至上主義」と「快楽至上主義」については、福士唯男様が書かれた記事 「サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にするのか スポーツ教育の可能性を探る」を参照ください。
出典元「 Football Coaching Laboratory」
2019年3月18日
川崎シニアサッカークラブ代表
磯谷 兵衞